歌にのせて My pretty shark
「鮫さん、鮫さん、貴方は如何して鮫さんなの〜♪」
「う"お"ぉい!!!俺は鮫じゃねぇ!」
「貪欲で銀髪だからよ〜♪」
「う"お"ぉい!!!歌うんじぁねぇ!!」
「そんな鮫さんが私は大好き〜♪」
「俺も好きだぁ。愛してる」
は満面の笑みでスクアーロに抱きつく。
タックルする勢いで抱きついてきたを難なく受け止めたスクアーロ。
スクアーロの言葉に気をよくしたは、まるで睦言を言うかのように耳元で囁く。
「ねぇ、スク」
「何だぁ」
スクアーロも何時もより優しい表情になり、必然と声も色気が漂ってくる。
「キスして」
トロンとしたの表情にスクアーロはニヤリと笑った。
「ああ」
ゆっくりとスクアーロの顔が近づいてき、後1cmとでキスできるという時
「はい、ストップ」
「う"お"ぉい!!!邪魔するんじゃねぇ。ベル!!」
「うししっ、王子の前でイチャイチャするの禁止」
「はぁ。スクアーロ、此処リビングなんだから他でやってよ」
ベルに叫ぶスクアーロに対しては、今までの甘い雰囲気も何処吹く風に、スクアーロからすっと離れマーモンを抱き上げていた。
「ごめんね。マーモン。お詫びに一緒に遊ぼう!」
「ム、いいよ」
スタスタ行ってしまう。
「う"お"ぉい!!!」
「うるせぇ」
ガツン
「うししっ」
「あらあら、スクアーロは何してる」
「いつものだし」
「ああ、にふられて、ボスに殴られたのね」
「その照れ隠しやめなよね」
「照れ隠しじゃないよ」
「ム、じゃあ何?」
「乙女心よ。乙女心は複雑なのよ♪」
可愛い私の鮫さん
もっと乙女心を察してよ!
(最初に誘ってきたのは御前だろぉ!!)